47歳子育て世代に命を落とした従妹が教えてくれたこと…『疲労は我慢しない』仙台ルポゼ『コラム』 | セラピストのコラム | 仙台のヘッドスパならアロマリンパトリートメントサロン ルポゼへ | 癒やし

死にたくない…

それぞれが大人になり、みんな結婚をして、遠く離れて住むようになり、だんだん疎遠になっていった47歳の秋…

届いた知らせは同い年の従妹の病死でした。

従妹の生前の遺言もあり、家族葬として親族を呼ばすにひっそりと葬儀をしたそうです。

私のもとに亡くなった知らせが届いたのは、亡くなって49日が過ぎたことでした…

私は、お別れすらできませんでした。

当時私は新潟県に住んでおり、従妹のご両親に会いに行ったのは、それから先のお正月でした。

私の顔を見て、叔母は泣き崩れました。親より先に行くなんて親不孝だと…

そして

なにもしてあげられなかった自分を責めていました。

その後、叔母が教えてくれたのは…

従妹は身体に不調を感じていたのに『我慢』をして家族を優先していたそうです。

『忙しいから』とか『自分のメンテナンスにかけるお金は勿体ない』『時間がない』

女性にありがちな我慢を重ねていたんです。

何となく不調を感じていた。

だんだん倦怠感に変わっていってもガマン…

さらに痛みを感じ、病院へ行った時には余命を遂げられた。

その日から、どんな思いで過ごしたんだろう…

そう思うと、今でも胸が苦しくなります。

健康でいることが当たり前で、健康にかける時間を疎かにしてきたこと

人は、病に直面して初めて気が付きます。

違和感を感じたときに身体のメンテナンスをしなかったことにとても後悔し、涙を流したと聞きました。

私たちは当たり前に生きているときは、遊びや仕事を優先する。

でも、病気になった時、凄く後悔するんです。せめて、治る病気ならよかったのに…

彼女は息子を2人残して、卒業式も成人式も、どんな仕事をするのかも分からないままこの世を去りました。

死にたくない…

と何度も言いながら…

そして2年後の春

私のもとに届いた知らせは、2歳年下の従妹の死。

彼女もまた47歳という若さでこの世を去りました。朝、起きたら冷たくなっていたそうです。心臓発作でした。

２人に共通点は、『健康管理』を怠っていたことでした。

子供がいない彼女はプライベートを充実させることに自己投資。自由な生き方で人生は楽しんでいたと思います。

健康管理よりも遊びや食を楽しんだ彼女の人生。

47歳は若すぎる。親よりも先に行くのは『親不孝』だと私は思います。

優秀な看護師でした。看護師は生活が不規則です。だからこそ、定期的に『未病ケア』をしてほしかった。本来なら、これからもっと優秀な看護師を育てていったことでしょう。

あまりにも残念過ぎます。

小さな疲労のうちに病の芽になるものを摘んで欲しかった。

私たちセラピストはそんなお手伝いをしています。

未病ケアをして本体持っている自然治癒力を高めて健康寿命を延ばし、後悔の無い人生のお手伝いを心を込めて精一杯お届けします♡